■弘法大師のお寺「知立弘法山」 |
■規模・質ではトップクラス
多くの寺院境内に「写し霊場八十八ヶ所(御砂踏とか石像を並べる等)」が
あると思うが、四国札所の本尊と大師像を各札所配置し、月命日には
多くの参拝者で賑わう境内霊場は活気があります。
このページで霊場の概要を解説し、八十八ヶ所概略図、札所詳細をもって
完全ガイドしたく思います。
ネット上では私が先達だと思います。
■いつでもよいが…。
遍照院は大型駐車場を完備していますから、いつでも遍路できると思います。
が、毎月の「ご命日(旧暦の21日)」には、もっとも多くの方が来られますから
初めての遍路なら月命日にされるのが良いと思います。
霊場の場所は、山門から入り、正面に本堂が見えます。
その右側の石畳を進み、販売・休憩所の正面を通り、本堂の裏側を左に
曲がると1番札所が現れます。
詳しくは概略図を参照
■ローカルルール
ミニとは言え、八十八ヶ所霊場ですから、どうしたら良いのかは
各自の判断や自分のスタイルで遍路されるといいのかなと思います。
私が見て、客観的に「みなさんは、こうしている」と言う感じで紹介したいと
思います。
□姿
遍路と言うか、巡拝されている方々は、定期的にされている方が多く
みな私服で年齢層も高めといった感じです。
気合いを入れて白装束もいいと思うし、輪袈裟だけでもいいと思います。
□お賽銭
10人に9人?、100人に99人?くらいの割合で、ほとんどの方が1円を
投銭しています。
納経所には1円硬貨を100枚、袋に入れて100円で両替できるように
準備されています。

■納経
札所ごとの納経はありませんが、来寺した納経はいただけます。
下記写真の左側が臨時納経所です。(右側、遍照院奥の院)
ここで両替から八十八ヶ所の事なども教えてもらえます。

■所要時間
一番難しい話だと思いますが、札所間は1メートルもなく、並んでいますから
「おおむね1時間前後」と所要時間は考えてもらえばいいと思います。
命日に来られる方を拝見していて感じるのですが、1円玉を袋に入れ
片手で袋を持ち、片手でざるの中に入れていきます。
唱えているのは、ある方は「般若心経を唱えながら次々に」とか、
「南無大師遍照金剛(なむだいしへんしょうこんごう)」と、お大師様の法号を
札所ごとに唱えながらとか、無言の方もいらっしゃいます。
読経は本堂でという感じでしょうか。
命日の日、朝9時くらいから12時くらいが一番のピークだと感じます。

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