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 接待に思う


 ■朝8時頃

 他霊場に比べて朝は遅く、個人的に参拝されている方はいらっしゃいます。
 朝7時8時の光景は掃除をしていたり、大量のお菓子を運び込んでいる方々を
 多く見かけるでしょう。

 ■こんな光景から
 
 ■9時頃から参拝者が増え、いきなり
  行列ができる感じになります。

 ■多くの方が1円玉を喜拾されます。
  両替してくれる堂もあり、1円が百枚
  単位で袋に入っています。

 ■「よくお参りくださいました」とお菓子を
  接待していただけます。

 ■ほんの1時間、2時間の間に回って
   くるとスーパーの買い物袋一杯にして
   くる方もいらっしゃいます。

  みなさん袋を持参しているのです。
 ■接待とは…

 本四国を回った方の記録の中に多くの接待話が載っています。
 遍路をすると言うことは「同行二人(どうぎょうににん)」
 お大師様と共に歩くの意味から1人で歩いても「二人」と考えます。
 さんや袋や納め札、白衣にも同行二人と書かれています。

 そして、接待すると言うことは、遍路している人が無事遍路を終えるようにと
 無事を祈ったり、力添えをしたり、同行二人のお大師さんに接待していることに通じ
 徳を積むことにも通じています。

 覚王山と言う距離がないような霊場ですが、「今月も、よくお参り下さいました」と
 参拝者をもてなす気持ちは、どこの霊場よりも熱いと感じます。

 ■金額の問題じゃないと言いたいけど…

   
   【上の写真の様な赤いカゴが共通しておいてあります】

 ■このページを見て、覚王山八十八ヶ所霊場に参拝される方は
  1ヶ寺5円以上のお賽銭をお願いします。

  5円は「ごえん(縁)がありますように」と願いを込めて私はそうしていますが
  1円玉1枚って人が多いのには驚かされます。
  八十八ヶ寺+番外や地蔵尊など入れても全部で200もないでしょう。
  つまり200枚持っていったとしても千円の話なんです。
  それで袋一杯に接待を受けても罰があたりそうな話だと思うが…。

  途中で食べちゃった物もありますが、私もこんなにいただけてありがたかったです。
  



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