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 お接待



■「接待」「お接待」とは、お遍路さんに対して施していただくことを意味します
意味合いとしては、労をねぎらい、もてなす気持ちと、お遍路さんを通して
御大師様をもてなす気持ちから、お接待すると言われているそうです

意味合いは別にして体感として感じることは、素直な気持ちでありがたいと
思います。暑いさなかの遍路でしたが、自らが買い求めて飲食することより、
気持ちをいただいていると感じます






お盆でもありましたから
お供えのお菓子などを
たくさんいただきました

このお寺で、このお寺でと
袋菓子をどれくらい
接待していただけたのでしょう

「まぁ、一服してください」
こんな感じで奨められる
ままに・・
冷たいお茶、熱いお茶と
お菓子

「どこから歩いているの」
「まだまだ先は長い」
言葉にも後を押され
歩き通せるんだなと感じます




■こんなこともありました
三河はうなぎ屋さんが多く、そこに来ていたお客さんに
うなぎを接待していただきました。
その方々は本四国を遍路されたことがあり、少し
話しませんかと誘われ、楽しいひとときをご一緒させて
いただきました。


 あまりにも汗をかきすぎて、コインランドリーで洗濯乾燥をしていると
 「私はここの経営者です。隣でうどんでも食べて行きなさい」と声をかけて
 もらいました。冷たいうどんがありがたい

 こんな事を書いてもいいのかと思いましたが…
 「愛知札所巡り」とサイトタイトルにしていますが、弘法信仰、観音信仰が
 特に篤いなと感じるエリアは南知多などの知多半島、
 知立・岡崎・西尾などの三河地区でしょうか?
 みんな古い町並みがある町ですし、寺院が数多くあります。

 今回、三河新四国を徒歩遍路してお接待の多さに驚きました。
 お寺でもてなしてもらったり、車で追いかけられてジュースをわざわざ
 もらえたりと…
 お礼に納め札を差し上げましたが、快く受け取ってもらえました。



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