
■遍路を始める動機とか思いは人それぞれであって、みなさん何かを考えたり
求めたりしながら歩き続けるのかと思います。
今は大変便利な時代だと思います。本四国を徒歩遍路される方も多く
その方々が思いや出来事などを語ってくれていると思いますから
ある程度の情報は入ってくるようになりました。みんないい体験していると
感じます。
その中で「私は何気なく」から始まり、遍路のことを考えられている方が
いらっしゃいましたが、私もお母さんに聞いたのです。
「遍路」に「般若心経」は宗派を問わず、言語で言えば英語の様なもの
宗教心があるないは関係なく、行きたいと思えば御大師様が連れていって
くれるだろうと言われました。
ここ、三河新四国は車等を利用してまわれば一泊二日のコースがあります
それを今の時代あえて徒歩で歩き通そうと言うのですから、お寺さんでも
何か願掛けですかと聞かれてしまいました。
何を願う、家族のこと、健康のこと、願いは何かと考える私があります
徒歩で行くのなら今しかない、体がなんともないうちに体験してみたい、、
そんな動機から始めたにすぎません
もし、これで歩けるようなら本四国を歩いてみたい。ただ、それだけです
本四国は車で一度まわりました。それから西国・板東・秩父と百観音を巡り
北海道三十三観音巡りもしてきました。
お母さんを連れての旅でしたが、自分の中ではふつふつとちゃんと巡っていない
な、私は運転手でしたから、と言う気持ちがありました。
車でまわっていても多くのお遍路さんを見かけます。本当に色々な人がいる
もんだと感心していましたから、いつかは自分もと考えていたのでしょう
先ほども書きましたが、三河新四国を歩いてまわる方は1年に一人いるか
いないかで、何も情報がないのです。所在地の地図をも買いましたが、
これも車用で徒歩と比べると、かなりの遠回りをさせられる感じです
地図を参考にして、お寺の方、地元の方に聞いては歩いていました
別に本四国と比べたくはありませんが、三河で徒歩は珍しすぎます
何しているのとか、そのお寺はどこにあるのとか、地元の方でも逆に
お寺の存在さえも聞かれる始末なんです
このような感じで、確かに困ったことも多くありました。しかし、それ以上に
感じることも多く、最後には自分が歩き通せたことで自信みたいなものも
うまれてきます。
遍路とは何、歩くと何、、、
あまりにも思いが多く、大きすぎて表現することもできせん
この気持ち歩いた者にしかわからないなと思います
遍路は車で行っても、自転車で行っても、多くの気づきがあると思います
一番日数をかけるし、一番お金をかけるしと徒歩遍路が一番贅沢でもあり
それだけの価値はあると思います
土地々の食事も楽しみのひとつなんですが、さすがに三河
喫茶店王国なんです。ここにも喫茶店、あそこにもって感じであります
大きな看板を出して「モーニングサービス・ランチサービス・ディナーサービス」と
サービスしていない時間がないんじゃないのと思うお店もあります
名古屋人は喫茶店を我が家の様に利用しますし
食事をする場所だとも思っています
この価格で、このサービスならこっちの方が
いいよって感じでお店も選択できるほど
多いですから、他の霊場とは違った楽しみが
あると感じています。
このお店フリードリンクセットで400円でした
たくさんおかわりしてごめんなさい

あまりにも暑いよぉ
人も歩かない、車は多いが通り過ぎて行くだけ
こんな時にきれいで涼しげな川を発見
入ってみようかなぁ足だけでも・・
川の水は冷たく、本当に気持ちがいい
もう足が焦げていると感じていましたから
こんなことでも自然のありがたさに感謝します
乳母車を押したお婆さんにも出会いましたが、無言で手を合わせられました
私も心で応援していてくれるのだと感じ、自然と会釈することができます
自然を肌で感じ、人の気持ちを心で感じと、なんて遍路はすばらしいと思います
時間とお金があります。すると私はまた歩いていると思います
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