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 名古屋二十一大師霊場会

■案内看板


 「心にふれる弘法大師誓願道場
 名古屋二十一大師霊場めぐり
 弘法大師さま、全宇宙の真理を感得し、世の為
 人の為につくされた日本のお祖師さまです
 やみ夜に一筋の光を見い出すように心の迷いをとき
 一条の光にはれる霧のように心がなごむ
 たづねてみましょう この霊場を
 手をひとつに合わせて
 声をひとつに合わせて
 心をひとつに合わせて
 きっとお大師さまの心にふれる事ができます
 あなたも一度巡ってみませんか」

 上記の様な看板が必ずあります。
 歴史もそれほど古くはなく、30〜35年くらい前に始まったそうです

■霊場会パンフレットより

 名古屋二十一大師霊場は江戸時代、名古屋城を中心にして制定
 された弘法大師誓願道場です。
 大師入定のご縁日に因みこの霊場巡拝が日々盛大に
 行われております。

 弘法大師さま…即身成佛を感得され、日本文化の父として、
 これ程までに庶民の熱い信仰を一身に集められたお祖師さまは
 他にありません。
 六十二年のご生涯は、只々興隆佛法、済世利民の誓いに燃え、
 高野山にご入定されて千百五十年、今又新らしき慈悲の光を放ち
 続けておられます。
 空の如く、海の如き深い巨大なお大師さまの足跡を巡礼
 してみませんか。

 巧得記に曰く「それ善を積むに限りなし、何んぞ八十八ヶ所に
 限らんや、三ヶ所や五ヶ所、又二十一ヶ所にても宜しく或は一国
 一郡の霊場を巡拝するも功徳少なからず、佛堂の蔭に寄る畜類
 さえ、その縁浅からず」とあり、況して信ありて巡拝するもの無量の
 罪を滅し、無量の福を得べきこと疑いなく、昔よりこの霊場を
 巡拝して無量の霊験加護を得られし信者は枚挙にいとまが
 ありません。

 この霊場を巡拝し、至心に合掌礼拝、声高らかに「南無大師遍照
 金剛」とお大師さまのみ名を呼べば必ずお姿をあらわし、
 語りかけ、思いやりのまなざしを投げかけて救いのみ手をさしのべ
 て下さいます。
 この道しるべを杖として名古屋二十一大師霊場を巡拝され霊験加護
 を預かれます様お勧めいたします。

 合掌

 南無大師遍照金剛

                 名古屋二十一大師霊場会

■納経帳


 納経帳は、この一冊しかありません。以前発行された物はもっと紙質が
 よかったと今頃教えてもらっても仕方がありません。。。(ノ_・。)
 納経代は百円です

 巡礼に関する書籍もなく、一番の大須観音で
 「名古屋二十一大師霊場めぐり」なるパンフレットをもらっただけです。

■特典

 寺名が書かれている紙が納経帳に挟んであります。
 全21寺で納経印とは別にスタンプを押してもらって
 これを3枚集めると数珠がもらえます。
 しかも、持っていくお寺によって石の種類が違うみたいです。
 なにやら7種類ほどあるとかで、、、、まずは3枚集めなくては


 台紙に書いてある事柄−
 この用紙は各札所で納経された方の朱印台紙です。
 各札所で朱印用スタンプを押して下さい。
 全札所集印されたこの台紙が三枚集まりましたら、
 どこの札所でも結構ですので提出して下さい。
 二十一大師霊場会で御祈祷した本水晶の腕輪念珠を
 授与させていただきます。
 (この台紙は納経帳の最後のページに貼って下さい)

■開創記事

▲名古屋二十一大師霊場会案内より

 「名古屋二十一大師霊場は、弘法大師の御縁日「二十一」に因んで、
  江戸時代名古屋城を中心とした現在の中区、西区、東区の旧市内
  真言宗寺院を「金城下二十一大師」の札所として制定し、月々盛大に
  巡拝参詣が行われました。しかし、戦災により殆どの寺院が戦火を
  蒙り、戦後の混乱期に合寺・解散等で相当数消散して中絶の
  止むなきに至りましたが、近時世相の落ち着きと共に市街地は整備
  され繁栄するにつけ、御大師様の遺徳を慕って参詣する信者も
  増大して参りましたので、大師信仰宜揚のため「名古屋二十一大師」
  を再興し、改めて名古屋市内の有名寺院を札所に選定して発足
  いたしました。〜」 

   昭和44年3月21日
                       名古屋二十一大師霊場会


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