表紙弘法霊場 > 小原北部新四国八十八ヶ所


大正六年開創(1917)【今から前】

「巡拝の人々は見惑八十八支の惑を断じて正覚を得せしむる高祖大師の
御方便なり。茲に愛知県西加茂郡小原村有信者の発起に依つて
八十八尊の高祖大師を八十八家に安置而準四国となし、
近村の有信信徒をして四国巡拝の素志をとげしめ、五穀豊登の大利を得
種々産業の益を得しめむとの願を起さむ。余誠に随喜の至に耐えず、
依つて一言して祝意を表す者也。 大正六年一月吉辰
               四国霊場 第二十六番刹主」

とあって、道中案内(総里程五里拾弐町)には北の羽柴茂三郎を一番に
北・大ヶ蔵連・前洞・雑敷・柏ヶ洞・川見・上仁木を経て、再び前洞に入り
水野増蔵を八八番としている。【小原村誌より】

 *「西加茂北部新四国」は霊場一覧表もあり、札所にも札番を
  示す物もあり、かろうじて巡る事も可能だが
  同じような場所にあった「小原北部新四国」は御堂から各個人宅まで
  札所に設定されていたので巡ることは不可能に感じる
  ここに霊場があった資料だけ残すことにします


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