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 お接待


■山道に入る前に並べられた「手作り同行二人の杖」


■地元の方々が運営されています


■看板まで手作りで迎えてくれます
 マークまで個性的です


■大げさではありません、暑い日
 などは命が救われる思いになり
 ます。ガブガブと大飲み、そして
 水筒まで満たします


■個人で休憩所を接待されて
 います。トイレを借りられ
 一休みをします


■善根宿(ぜんこんやど)
 一晩の宿を提供されています

■「接待です」と言われて、多くの
 食べ物やお金を託されることも
 ありました。
 いきなり手渡されたりすると
 戸惑ったり、うれしかったりも
 します。
 自らの意志で接待に甘えること
 も多く、一つ一つの接待の裏には
 一人の行動や多くの方々の行動
 があることも感じられます
 遍路と言う名の元で、声をかけて
 いただき感謝しています

 あの時はありがとうございました
 と頭が下がります

■こんな話もありましたが、バス遍路の遍路さんは「全然、接待って
 もらえないね」と話されていたそうです。すると、「あれは歩いている
 人が優先にもらえるものなのです」と話される方がいたそうです
 これも部分の話だと思いますが、道々で挨拶を交わしながら
 歩いていれば声をかけてもらえる確率も高いと言うだけの話で
 あって、接待に対しては歩きだからと特別なこともないと思います

 接待とは何かと考えると、直接的に何かをもらったり、してもらったり
 することばかりが接待ではないと思うのです
 このような環境を作り上げたり、維持してもらっていることも接待では
 ないのかと自分の感性を持ち続けたいと思います
 トイレがある、屋根がある、腰掛ける場所やゴミ箱までもあるなども
 環境整備と言う接待ではないかと思うのです

 多くの遍路を受け入れ、安全に遍路できる環境を提供していただける
 四国の方々に感謝したいと思います


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